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派遣で働いた期間のスマートな履歴書記載のポイントは?

履歴書

履歴書の重要性

履歴書とはあなたのこれまでの経験を映し出すものです。現在、インターネットで検索をすると様々なフォーマットが出回っており、作成すること自体は難しくありません。
しかし、採用担当者は応募書類に何が書かれているのかで面接を実施するかしないかを判断するため、内容や自分の魅力をアピールすることはとても重要なポイントになってきます。
その中でも工夫をしたい1つに「派遣期間の職歴の書き方」が挙げられます。
同じ職歴でも書き方によって採用担当者に与えるイメージはずいぶん異なってきます。
書き方を工夫し、一度会ってみたいと思われる履歴書を作成しましょう。


基本的な職務経歴の書き方

履歴書
西暦 学歴・職歴(各項目ごとにまとめて書く)
最終学歴
平成○年 3 ○○大学 ◎◎学部 ××学科     卒業
職歴
平成○年 株式会社■■■■           入社
平成○年 株式会社■■■■  一身上の都合により退社
平成○年 株式会社△△△     派遣社員として就業
平成○年 株式会社△△△        派遣期間満了
  • 簡潔に見やすく、読み手の立場となって書きましょう。
    →縦列も意識して揃えるとより見やすくなります。
  • 派遣先の企業名と派遣社員として就業していたことを記載しましょう。
    →スペースがあれば派遣元の会社も記載して良いでしょう。
  • 派遣での就業の場合は入社・退社という記載ではなく、「平成○年○月まで」や「就業」・「派遣期間満了」と記載しましょう。

ここからはいくつかのパターンに分けてご紹介します。

派遣先が複数ある場合

西暦 学歴・職歴(各項目ごとにまとめて書く)
最終学歴
平成○年 3 ○○大学 ◎◎学部 ××学科     卒業
職歴
平成○年 株式会社■■■■     派遣社員として就業(平成○年○月まで)
平成○年 株式会社×××      派遣社員として就業(平成○年○月まで)
平成○年 株式会社△△△      派遣社員として就業(平成○年○月まで)

派遣先企業が複数ある場合は、細かい情報については省略してください。ただし、いくら派遣先企業が多くても一社でも職歴を抜かしてはなりません。採用されても経歴詐称として解雇されてしまう場合もありますので注意が必要です。最低限の必要な情報を記載し、見やすい書き方を心がけましょう。

アルバイト経験がある場合

男性

基本的にアルバイトでの経験を記載することは不要です。ただし、例外として職務経験が豊富ではない方で、応募する企業の仕事内容とアルバイトで経験した仕事内容が近しい場合は、職歴欄にアルバイト経験を記載し、少しでも即戦力になれるアピールをしましょう。

派遣先で契約社員・正社員になった場合

西暦 学歴・職歴(各項目ごとにまとめて書く)
最終学歴
平成○年 3 ○○大学 ◎◎学部 ××学科     卒業
職歴
平成○年 株式会社■■■■        派遣社員として就業
平成○年 株式会社■■■■               入社
平成○年 株式会社■■■■               退社

職歴が増えるように感じてしまうかもしれませんが、派遣先で直接雇用になったということはあなたの働きぶりを認められたということです。たとえ業務内容が変わらなかったとしても直接雇用になったことを記載し、アピールしましょう。

就業先にて実績がある場合

自信
西暦 学歴・職歴(各項目ごとにまとめて書く)
職歴
平成○年 株式会社■■■■ 経理部にて日常経理を担当  派遣社員として就業
平成○年 株式会社■■■■               派遣期間満了
西暦 学歴・職歴(各項目ごとにまとめて書く)
職歴
平成○年 株式会社■■■■      派遣社員として就業
平成○年 経理部にて月次・年次決算補助、後輩育成を担当

率先して行った業務や業務領域を拡大したなどの実績は履歴書にも記載しておきましょう。

下記がアピールに繋がる情報項目です。応募企業ごとに使い分けていきましょう。

  • 業種・商品(数)
  • どんな形で仕事に関わったか(役職等)
  • 仕事でどんなことを感じたか

ブランクがある場合

男性

(例)①留学や資格取得の場合

西暦 学歴・職歴(各項目ごとにまとめて書く)
職歴
平成○年 株式会社■■■■      派遣社員として就業
平成○年 株式会社■■■■         派遣期間満了
△△大学へ1年間留学

自己PR欄や職務経歴書へ身についたこと、また今後業務でどのように活かしていけるのかを述べ、少しでも即戦力になれるアピールをしましょう。

② 介護や病気療養の場合

西暦 学歴・職歴(各項目ごとにまとめて書く)
職歴
平成○年 株式会社■■■■      派遣社員として就業
平成○年 株式会社■■■■   祖母の介護のため派遣期間満了
現在は体調良好のため業務に支障はございません

介護や病気療養などによって空白の期間がある場合は、現在の健康状態と就業への影響について記載しておくと、企業側も入社後のサポート体制を考慮することができるでしょう。
また、働く意欲を自己PR欄に記載したり、空白の期間中で勉強していたことなどがあれば、その内容も書いておくと良いでしょう。

職歴の間に半年以上の長期的な空白期間がある場合は、採用担当者の懸念を払拭するためにも理由を記載することをおススメします。その内容について記載がない場合、採用担当者が必要以上に気にしてしまうこともあります。マイナスな印象を恐れる方もいるかと思いますが、正しい情報を記載し、自己PR欄や職務経歴書にて前向きな伝え方をした方がより考え方や意欲の感じられる履歴書となるでしょう。

※特別な理由がない離職期間の長期化がある場合
仕事と関係がない空白の期間や転職活動が長引いてしまった場合は、無理やり理由を記載する必要はありません。そのかわり志望動機や自己PRなどで就業意欲や経験・スキルが入社後どのように活かせるのかをしっかりと伝えるようにします。転職活動中に励んだこと・学んだことがあればその内容も盛り込みましょう。

最後に

女性

いかがでしたか?
今回は派遣期間の書き方とポイントについて解説してきました。
面識のない人に自分を表現することは難しく感じられるでしょう。
しかし、少しの工夫で見やすい・伝わる履歴書が仕上がることが分かりましたね。たとえ派遣就業であっても経験があるということは強みになります。どんな小さな経験もアピールし、自身の可能性を自ら開いていきましょう。

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