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ライフスタイルに合わせて派遣で働こう


派遣社員として働くメリットの中で大きな魅力は、自分のライフスタイルに合わせて仕事を選べることです。「プライベートの時間を確保し充実させたい」「未経験から希望の職種の仕事にチャレンジしたい」「これまでのキャリアを活かして高時給の職場ではたらきたい」など様々な要望によって選択することが出来ます。

例えば、子育て中の方であれば「土日祝休み×残業なし」や「週3日×扶養枠内」などで家事との両立を図ることが出来ます。スキルを活かしてしっかりお給料を得たい方であれば「高時給×残業多め」の条件で探せば、ご自身のキャリアに見合ったお給与を得ることが出来るわけです。
今回は多種多様なライフスタイルに合わせた希望を叶えるための派遣の「働き方」をご紹介します。

長期派遣でスキルアップとプライベートの充実

長期派遣って?

長期派遣とは一般的に、2~3ヵ月程度の期間の契約更新を繰り返しながら、半年以上の派遣のお仕事に就くことをいいます。
しかし、「長期」の意味は派遣会社によって定義が異なっていますので、求人に長期派遣と記載があった場合は、条件面の記載をよく確認したり派遣会社に直接確認をして認識の相違がないようにしておきましょう。
なお、2015年の派遣法改正により、1人の派遣スタッフあたり上限が原則3年となりましたので、有期派遣社員としての就業は最長で3年までと言えるでしょう。

長期派遣のメリット

長期の派遣社員で働くメリットには、どういったものが挙げられるのでしょうか。
まず、安定収入が見込める点が挙げられます。長期派遣を依頼する場合、企業側はある程度の長い期間同じ人に定着して働いてもらいたいという希望がある為、突然契約更新しないというケースは少なく、そのため収入が途中で途絶えてしまう心配が比較的少ないのです。
また、長期での募集の場合、企業側は潜在的に「良い方であれば社員として採用したい」と考えた上での募集をしている場合もありますので、そこから社員として採用されるきっかけになる、ということもあるでしょう。その場合、派遣会社が、求人を依頼される時点でその意向を把握している場合があるので、確認してみるのも良いでしょう。

長期派遣のデメリット

次に、長期派遣のデメリットですが、安定して就業できると述べましたが、短い期間の更新を繰り返していきますので、もちろん、突然契約の更新をしないといわれることがあることもまた事実です。
企業の業績が悪化した時に、派遣社員の人件費がコストカットの対象となってしまうケースや社員の人事異動によって派遣社員のポストがなくなってしまうケースも、多くはありませんが発生しています。
しかし、これからの時代は、働き方が多様化していきます。これからの時代は正社員だからといって一生安泰という時代ではありません。
自分自身で働く環境や期間を選ぶことができる派遣という働き方は、むしろ時代のニーズにもあう、前向きな選択肢となってきています。

短期派遣で好きな期間働く!

短期派遣とは、1~2ヵ月、場合によっては数週間程度の期間のお仕事に就くことをいいます。短期派遣に関しては、一時的な人員不足を補うことが目的であるため、基本的に契約更新を目的としておらず、期間が満了すれば終了になる場合がほとんどです。
短期の場合は、単純作業や繁忙期・季節によって需要が発生する仕事が多いです。
たとえば、事務系の単純作業でいえば、データ入力やフォーマット入力での資料作成、入力作業、書類のファイリングや発送などがあげられます。

短期派遣のメリット

短期間契約のメリットは、どのようなところにあるのでしょうか。
まず、派遣というスタイルの魅力である「働きたい期間だけ働ける」というところが実現しやすいところがあげられるでしょう。資格取得の期間だけ、正社員の就職活動の期間だけ、夫の転勤までの期間だけ、などの理由で短期間契約をする人が多いです。
また、正社員や長期派遣ではなかなか実現できない「さまざまな企業・業界で働いてみたい」という希望がある方にとっても様々な経験を積むのに便利な派遣形態であるといえます。

短期派遣のデメリット

次に短期派遣のデメリットですが、短期間の契約を繰り返すと、職歴が増え「この人はすぐに会社を辞める人なんじゃないか」と企業側に印象をもたれてしまうケースがあります。もちろん、「仕事が嫌になったのですぐ辞めた」などという理由で職を転々としているのであれば、今後の仕事探しでは不利な点になってしまいます。
しかし、「家庭の事情で」「さまざまな会社を経験したいので」と、短期間契約である理由がはっきりしているのなら、必ずしも不利になるというわけではありません。
その点がきちんと説明できるように応募書類を工夫することや派遣会社・紹介会社に説明することを心がけ、アピールポイントに変えていきましょう。

紹介予定派遣で安定の直接雇用へ

紹介予定派遣とは、「社員」と「派遣」のイイトコ取りをしたような制度です。
紹介予定派遣は、派遣先の企業で直接雇用されることを見込んだ上で、ある決まった期間を派遣社員として働くものです。最初は、「派遣社員」としてスタートします。その期間は、最長6ヵ月までと決まっており、その期間で「企業」と「派遣社員」の双方が、「この人を社員にするか」「この会社で社員になっても大丈夫か」を判断し、双方の合意があれば晴れて企業の直接雇用の社員として採用となる仕組みです。
紹介予定派遣として派遣社員を受け入れる企業側(派遣先)は、就業開始前に必ず「この求人は紹介予定派遣であること」を明示しなければならない決まりがあります。

紹介予定派遣のメリット

紹介予定派遣のメリットを見ていきましょう。まず、派遣社員として実際の職場で働いてから社員になるかどうか決めることが出来るので、「自分の希望に合っている求人なのか」「職場の雰囲気や会社独自の仕組みはどうか」「自分でもできそうな仕事なのか」を確認することが出来ます。
最初から社員として入社すると、事前情報が少ないため合わないと感じるケースは多くあります。合わないと感じていても社員となればなかなか辞めずらいものです。
紹介予定派遣は、最長6ヵ月派遣社員の期間の中にも2~3ヵ月の期間の契約更新がありますので、仮に企業と合わないと感じた場合は、契約更新のタイミングで更新を希望しなければ、やめることが出来ます。
また、スタートが派遣社員という特性上、プロの派遣会社が間に入って交渉・調整等の役割を果たしてくれるので選考の時点で自分の経歴や人柄についてアピールをしてもらうことが出来ます。
なかなか正社員で入社するのが難しい企業の求人も、紹介予定派遣で募集になっている場合があります。レア求人が出やすいのも魅力の一つです。

紹介予定派遣のデメリット

紹介予定派遣のデメリットとしては、自分が紹介予定派遣をされている会社で社員になりたいと思ってもスキル不足などの理由から、企業から社員登用を見送られる場合があります。
ただ、正社員で入社する際も、試用期間を設けている企業が大半ですし、3~6か月の契約社員を経てから正社員に登用という会社もあります。このリスクは紹介予定派遣に限ったものではないといえるでしょう。また細かいお話ですが、有給休暇が発生するまでに、直接雇用後さらに半年が必要になります。
派遣期間が6ヵ月だった場合、有給が付与されるまでに約1年が必要ということになります。

空いた時間を有効活用!単発派遣!

単発派遣とは、30日以内という短い期間だけ働く派遣のスタイルです。日雇い派遣やスポット派遣と呼ばれることもあります。
1日のみのイベントスタッフや受付、数日のみの軽作業など比較的難しくない業務内容が中心で、主婦や転職活動期間中の方に人気の働き方です。

法律に注意!働ける人には条件があります

時間を有効活用できる単発の派遣ですが、労働派遣法の改正の影響で実は「原則禁止」となっています。しかし、雇用期間が30日以内の「日雇い派遣」であっても、禁止の対象から外された、例外の「業務」と「対象者(働く人)」が存在します。単発派遣で働いてみたいという方はご自身の状況が該当するかチェックしてみましょう。

例外となる業務

  • ソフトウェア開発・研究開発
  • 機械設計
  • 事業の実施体制の企画・立案
  • セールスエンジニアの営業、
    金融商品の営業
  • デモンストレーション
  • 調査
  • 財務処理
  • OA機器操作
  • 取引文書作成
  • 書籍等の制作・編集
  • 秘書
  • 通訳・翻訳・速記
  • ファイリング
  • 広告デザイン
  • 添乗
  • 受付

例外となる人

  1. 60歳以上の方
  2. 学生(雇用保険の適用を受けない学生。いわゆる昼間学生)
  3. 生業収入が年間500万円以上の方(副業として派遣労働を行う場合)
  4. 生計を一にする配偶者等の収入により生計を維持する方で、世帯収入の額が年間500万円以上(主たる生計者以外の方)

禁止されているのは「派遣」のみでアルバイトやパートなどの企業の直接雇用では、同条件でもはたらくことが出来ます。

例外にならない人でも、派遣会社が募集している単発求人に応募できる場合があります。
ここまで紹介した様に、原則禁止となっている単発派遣で働くには、例外が適用される要件を満たす必要があります。
しかし、派遣会社が募集を出している単発求人の中には、例外条件に該当しない人でも応募できる求人が少なからずあります。これは「日々紹介」という労働形態を利用している求人です。「日々紹介」とは単発派遣では、派遣会社から企業へ働く方を「派遣」するという形式であるのに対し、「日々紹介」では仕事をする企業へ働く方を紹介して単発で「直接雇用」してもらうという方法をとります。アルバイトやパートのような直接雇用や請負契約といった雇用条件での仕事は、単発や短期の雇用条件であっても日雇い派遣原則禁止とはまったく関係がありません。
この日々紹介によって、派遣会社から日雇い派遣を受けていたのと同じように、例外要件に該当しない方でも安心して単発のお仕事を受けることが出来ます。

まとめ

ここまでご紹介したとおり、ひとくちに派遣といっても様々な就業形態があり、条件によっていろいろなスタイルに合わせて働くことが出来ます。
どういった点を重視するのかを考えて、自分にあった働き方を見つけていきましょう。
自分らしく働きたいと思っている人を派遣会社は応援してくれます。派遣会社をどんどん利用してみてはいかがでしょうか。

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