北九州エリアの業務体験談15
秀島さん(70代前半)キャリアカウンセラー/派遣歴:10年8ヵ月
職場の雰囲気・業務内容
現在のお仕事内容を教えてください。
生活保護者の就労支援、クライアント(以下CL)様の希望する「職種、時間、パート、フルタイム等」確認と傾聴しながらのCLの振返りを行います。また、週1回20~30分の面談をベースに経歴書、職務経歴書、面接応対をレクチャーしながら社会復帰を目指します。
また、面談記録票はケースワーカー(以下CW)に提出して状況説明をします。就労支援キャリアカウンセラー(以下CC)、求人開拓員スタッフ14名の共通フォルダに残し他のCC、求人開拓員と情報共有しています。
どんな職場環境ですか?規模や雰囲気を教えてください。
保護課職員が約100名いる大所帯中、若い方から年配の方まで幅広い組織です。厳しい中、和気あいあいな雰囲気があり、職責をそれぞれがこなしています。また就労支援担当者14名(アソウ)と職員とのコンタクトをとり意見交換など良好な関係を作り結果も出しています。
現在のお仕事の面白いところや、やりがいを感じていることを教えてください。
職員の多い職場で仕事や雑談などコミュニケーションを取りながら、CLの就職に結びつけていきます。
大変ですが知恵をしぼり、また分からなければ相談するCCがいるため、活気のある職場は楽しいです!
アソウの派遣に登録したきっかけ
アソウへの登録のきっかけを教えて下さい。
ハローワーク(以下HW)ナビの方からの紹介です。当時面接を受け当日採用の連絡が入りました。
ただその時はアルバイトをしていて事業所に退職の承諾を取らないといけないと事情を説明すると誠意ある対応と心配りに感銘を受け入社したいと強く思いました。
派遣先は小倉北区役所保護課でしたが当時面接をして頂いた担当者(現支店長)が多面に渡りサポートして頂き不安もありましたが心強かったことを覚えています。
アソウの印象
ご就業を始めるまでの対応はどうでしたか?
また、就業後の対応は、いかがでしょうか。
平成22年度から始まった事業ですが現支店長様がよく保護課に来所して頂き問題点を洗い直したり、我々の提案も理解をいただき実行して頂き、良い組織になり助かりました。
お仕事を始める前後について
お仕事選びのポイントや転職活動で重視していた事などはありますか?
営業職、管理職の仕事をしていましたが、福祉の仕事に携わりたいと面接を受けました。しかし、経験がないという理由で不採用が続き、その折アソウさんの仕事の説明を聞き応募しました。
仕事を始めて、イメージとのギャップはありましたか?
役所には保護課があるのは知っていましたが、多くのCLが居て、いろんな事情で保護を受けていました。
そんな中で福祉は全くの素人、仕事にかかわる福祉の勉強や福祉のボランティア活動しながら多くを学びました。
CL1人ひとり育った環境や性格が違うように、その方々のカウンセリングのやり方も違う対応です。
ただベースは傾聴からはじまり自身でこれからどう生きていくのか考え行動する事を促し自立に向けて
カウンセリングしていきます。失敗も多いですがCLからの「ありがとう!」という言葉にやり甲斐を感じています。
これから派遣で働く方へのアドバイス
派遣という働き方について、どう思いますか?
派遣で働こうと考えている人におすすめなところがあれば教えてください。
社会経験の浅い方やどんな仕事が自分に向いているのか悩んでいる方にアソウさんなら例えばキュービックで適正チェックしたりきめ細かく迅速に対応していただきます。
派遣先企業とも信頼関係は熱く正社員を目指している方にもお薦めです。またそれぞれの事情に合わせた働き方がありますがアソウさんは親切に相談に乗って頂けます。
今後の目標
これからやってみたいことを教えてください。(お仕事のことでも、私生活のことでも)
昨今就職に結びつくケースが難しくなってきています。療育のボーダーライン、引きこもり、働いていない期間が長く社会にもう一度でる不安から働けない、コミュニケーションが取れない、障がい(身体、精神)がある方などより深くCLと向き合い福祉の深堀、別のセッションになりますが日常生活の自立→社会的自立をしていきます。
どんな時にも社会資源を利用してCLに紹介またCWに提案しCL社会の一員として生きいきとした人生が送れるようにしたいと思っています。
私的なことですが知力・気力・体力が続く限り仕事・ウオーキング・登山・釣りなど自己成長をしていきたいと70歳という節目のなかで気持ちを新たにして頑張ろうと思います。