神戸エリアの業務体験談6
岩城さん(30代後半)福祉相談員
仕事内容について
現在のお仕事内容を教えてください。
くらし支援課の窓口で相談員として就業しています。窓口に来られる方々は、(今このご時世ですので)主に貸付けでお金がない、仕事が無いなどの理由で来られています。そういった生活にお困りの方が利用する窓口での相談業務になります。
前職と比べてみてどうですか?
前職は接客業だったのですが、今とは全く異なり『相談業務』自体が初めてなので、最初は慣れずに苦戦しました。
現在のお仕事について
このお仕事を選んだ理由は何ですか?
人と接する事が本当に好きだからです。人の話を聞いてその人の役に立つことが出来たり、何か少しでも気持ちが楽になっていただけたら嬉しいです。また自分にサポート出来ることがあれば、最大限のサポートをしたいと考えています。
未経験からのスタートでしたが、不安はありませんでしたか?
不安はありました。まずは「未経験の自分がやっていけるのかな」っていう不安と、一緒に働く方々がどんな方で、どういう雰囲気だろうなど考えていました。
就業先、担当のサポートはありました?
就業先
今も仲良く、心配してくださる方が多くて「大丈夫?」などスタッフ間での声掛けがあります。本当に沢山サポートしてもらっています。
担当
営業担当の方は、私がスポット(単発)で行かせていただいた時も一緒に同席してくださり、就業先についても色々お話してくださったので、すごく有難かったです。
実際に福祉相談員のお仕事をしてみてイメージとのギャップはありましたか?
想像よりとても大変でした。コロナ前と現在で、相談内容も違うんだろうなと思います。例えば、仕事が無いという状況はコロナ前だと今ほど多くは無かったと思いますし、働きたくても働く場所が無いという状況の方に対しての支援は、本当に深く付き合っていかなくていはいけないことだと感じております。
アソウの派遣について
アソウ への登録のきっかけを教えて下さい
私の姉がくらし支援窓口で就業しており、その時に姉がやっている仕事の話を聞いて、自分もそんな仕事をしてみたいと思うようになったことがきっかけです。
就業後のアソウの対応はいかがでしたか?
マメに連絡をしてくださる印象でした。やはり連絡が無いと不安になりますし、就業先の細かな情報を前もってお話していただけたので安心出来ました。また年度が変わって、異動になる事も早めにお話していただき、いつも真摯に対応いただいております。
就業後に感じる事・今後の目標
現在のお仕事でやりがいに感じていることはありますか。
私の名前を覚えてくれて、私に相談したいと言っていただける方がいた時です。その方との関係性が作られていくと心を開いてくれていると感じられましたし、私を訪ねて来てくれる方が増えていくと、頼りにしてくださっているんだなと感じて嬉しかったです。
福祉相談員のお仕事の魅力は何でしょうか?
自分は未経験で入らせていただいたので、不安な時にフォローしてださる方々が沢山いるというのを感じました。1人で抱えるのではなく、「こういう場合はどうしたらいいですか?」と聞くと、すぐにちゃんとアドバイスしていただける環境で、私は今の職場に就けて本当に良かったと思っています。
とてもやりがいのある仕事だと思います。中にはお怒りの方もいらっしゃいますが、本当に困っていて、どうしたらいい?という相談でも自分なり向き合うことで「話を聞いてくれただけでも良かった」と言ってくださり、けっこう皆さん泣かれる方が多くいらっしゃってて。きっと溜め込んでいたんだろうなと思います。
これからやってみたいことを教えてください。
相談者が相談して良かったと思えるような相談員になりたいです。そのために、もっと知識を増やして、勉強会(研修)も参加したい!と思っています。ゆくゆくは社会福祉主事の資格取得をしたいです!