働く私のスイッチマガジン ONOFF

スタッフインタビュー『働く横顔』

田島 美波さん (工学機器ガラスメーカー 営業事務)

「自分の時間」と将来を考えて未経験の事務職に転職。

接客業に7年以上携わり、曜日に関係なく働いていた田島美波さん。
結婚・出産後もずっと働きたいと、将来に向けて転職。
派遣スタッフに登録してまもなく仕事が決まり、
理想のライフスタイルに向けて一歩を踏み出しました。

Profile  田島 美波さん 学機器ガラスメーカー 営業事務
職務経歴 結婚式場の婚礼衣装担当を経て、スポーツ店で販売・店舗業務に従事。事務の仕事は今回が初めて。
派遣歴 5ヶ月
勤務地 福岡市中央区
勤務時間 9:00〜18:00

「転職するなら今!」と奮起

学校を卒業後、田島さんが最初に勤めた職場はブライダル施設でした。スタイリストとして新郎新婦、親族の衣装合わせ、サイズ調整などを担当し、土日・祝日もお盆・お正月も関係なく働きました。3年半ほど続けた後にスポーツ店に転職。そこでは中学・高校生時代のテニスの経験を買われてテニス担当となり、ラケット選びやガットの張替えを受け持ちました。ブライダル施設もスポーツ店も接客業。お客様とのやり取りは楽しく、充実した毎日ではありましたが、年齢を重ねるにつれ将来に向けての“不安”が頭に浮かんできました。というのも、田島さんは働く母を見て育ち、性格も活動的であることから結婚・出産後も仕事を続けたいと思っていたからです。将来は土・日曜に休みがあり、長く続けられる仕事に就きたいと思い、事務職への転職を考えます。「事務経験や簿記の資格を持たない自分が仕事に就けるだろうか?」という不安をもちつつも自分の決断を信じて、「転職するなら今!」と思いきって転職することにしました。

登録会で派遣に対する不安を払拭

転職を決意してからハローワークで「正社員」を募集する企業を探しました。インターネットで企業研究をし、履歴書を書いて面接に行って、を繰り返す日々。何社もチャレンジしましたが、結果は不採用。その理由を「経験や資格が無く、自己PRが下手だからだ」と自己分析したものの、なかなかうまくいきません。しかし「親元を離れて自分を試したい!」と決めていたため、気持ちが落ち込むことはなかったといいます。
その頃、お姉さんがアソウの派遣スタッフとして働く知人から、「派遣」という働き方があることを聞いてアソウの「登録会」に参加。コーディネーターの方との面談で希望職種を話し、パソコンのテストなどを受けた後は、不安定な印象だった「派遣」が好印象に一転しました。詳しい企業情報の提供や、書類の書き方の指導、他にもパソコンのスキルチェックの結果を企業にしっかりと伝えていただくなど、自分だけではできない部分のフォローが手厚く、とても助かりました。
田島さんは登録後すぐに仕事を紹介され、まもなく就業が決まりました。希望の仕事に就いた今、田島さんは「正社員にこだわりすぎなければチャンスは増える」と振り返ります。ハローワークなどで見つけた待遇の良い正社員枠は競争率が高く、不採用のたびに「自信がなくなり、条件をどんどん落としていった」とか。一方、派遣の場合は中小・大手企業を問わず幅広く仕事があり、自分の思い描く理想に近い場合もあるといいます。形にこだわらず広く探せば、希望が叶うこともあるのです。

ライフラインチャート

欲しかったプライベートな時間

読書も気分転換の一つ。落ち込んだり、悩んだりしたとき、ふと開いたページの言葉に励まされるそうです。

念願のボルダリング初体験。

田島さんは光学機器ガラスメーカーで営業事務として書類の作成などを行い、外回りの営業社員をサポート。前任の担当者が長年働いていたため、代わりが務まるかプレッシャーを感じていましたが、「長く働けるのは職場環境の良い証拠」と受け止め、働き甲斐を感じています。「ミスが許されないため、わからないことは何度も尋ねる」ようにし、メモを手放すことがありません。6月から働き始め、今やっと仕事に慣れたくらい。しかし、「慣れた頃が一番ミスをしやすいので、気を引き締めるようにしている」と言います。職場はフットサルやリレーマラソンに参加するような、明るくノリのいい雰囲気。接客業の頃は土日に同僚と出かけたり、退社後に買い物や習い事をすることがなかったため、新鮮な毎日だとか。「3連休前の職場は皆ワクワクしていて、こんな雰囲気は初めて」と笑います。そんな明るい田島さんの気分転換は「お酒」。家に帰って、冷蔵庫で冷やしたグラスに缶ビールを注いで飲む一杯が最高に美味しいとか。この一杯でオンとオフが切り替えられ、明日への活力が生まれるのだそうです。念願のプライベートな時間を手にし、今までできなかったことにチャレンジするつもりです。

田島さんの脳内をのぞいちゃおう!

インタビューこぼれ話

飛行機を見るのが好き!

福岡空港は都心部に近く、飛行機の離発着が良く見える空港です。もともと飛行機に乗って旅行へ行くのが好きだった田島さんですが、頭上を飛行機が飛び交うビューポイントに友人に案内してもらってから「飛行機を見るのが好きになった」といいます。会社への行き帰りやショッピングの時など、飛行機の音がすると、ついつい空を見上げてしまうそうです。
「魅力の一つは、あの大きな飛行機が空を飛ぶところ。もう一つは各地から来たお客様がいろんな思いを抱いて乗っているところ。飛行機がたくさんの人と思いを詰めて飛んでいるのを見ると、その時の自分の悩みがちっぽけに思えて、元気をもらえます」。
今では気分が落ち込んだときに訪れる“リフレッシュスポット”だそうです。ちなみに好きな飛行機はANA。空に映える青色の機体と、凛としたところが好きなのだとか。撮影当日、飛び交う飛行機の特徴を教えていただきました。

冷えたグラスがおいしさの秘密!?

キンキンに冷えたビールでリフレッシュ

家でお酒を飲む時はお気に入りのグラスを使っています。形もデザインも素敵なこのグラスは、友人から誕生日にプレゼントしてもらったものだそうです。グラスに注がずに飲む方も多いと思いますが、「せっかくだったら見た目も美味しく!!」。ちょっとしたひと手間で普段のお酒がさらに美味しく感じられ、「外で食事をしている気分を味わえる」と田島さん。今年の夏は冷やしたグラスで、美味しくお酒を頂いていたそうですよ。
皆さんのオンとオフのスイッチはなんですか?

田島さんの担当です。

田島さんの担当です

初めてお話させて頂いた時から印象が良く、『田島さんならどこの企業へ紹介しても活躍できる!』と確信が持てる方でした。事務の経験こそありませんでしたが、「元気な挨拶」「自分の言葉で質問できる」など、仕事をする上で大切な事が自然体でできるので、本来は『実務経験必須』のお仕事でしたが推薦させて頂きました。企業様・当社営業担当からの評価も高く、今では即戦力として活躍されています。これからの活躍を陰ながらずっと応援していきたいと思っています。

アソウ・ヒューマニーセンター 福岡支店

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